【ネタバレ注意】 アイドルマスター劇場版で感じたもの

2014年01月26日 23:04

久しぶりというか、最早完全に機能していなかったブログですが、今回の劇場版は流石に書かざるを得ないテーマだったので、久しぶりに投稿します。
ネタバレは続き以降に記入いたします。


http://www.idolmaster-anime.jp/

劇場版アイドルマスターが2014年1月25日に公開されました。
制作決定は2013年2月10日のTHE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!にて発表されましたが、1年間待っての公開でした。
実はそのライブのひと月のオフ会で「次は劇場版来るって!」などと話しておりましたが、本当に劇場版制作が決まるとは思っていませんでした。
あの制作決定PVを見た瞬間の感動は凄かったですし、実際に見て納得の感動を得られました。

ちなみに7年前の今日、2007年1月25日はXbox360版アイドルマスターの発売日だったんですね。
この頃はまだアイマスは知りませんでした。まだギリギリ高校生だった頃です。
その年、上京して大学生になってからアイマスを知り、11月に八王子アドアーズでアケをプレイし始めPとなり、今に至ります。

今回の劇場版は、アイドルマスターと出会えて、アイドルマスターをずっと大好きで良かったと視聴後に思えました。
アイドルマスターと出会ってなかったら、今の自分とは全然違ってたと思います。
アイマスがあったおかげで、色んな歌や、色んな友人と出会うことができ、沢山の喜びや感動を共有することができました。
これからもずっとアイマス好きでいよう、改めてそう決意することのできるモノでした。

それでは以下よりネタバレ感想に移ります。












劇場版は舞台挨拶LV2回と横浜ブルク13での夜の舞台挨拶回の計3回を視聴してきました。
今回の記事では3回の公演を見て、アイマスの音楽を誰よりもずっと愛してきた1人のPとして、どうしてもここだけはみんなに伝えたいという1点に絞り、記述していきます。
もちろん他にも感じる部分は沢山ありましたし、特に律子Pとして感じた部分もありましたが、それはまた気力があれば別記事で投稿します。


・今回の映画で描かれたテーマについて
今回の映画の、全員共通のテーマは「自分自身がどうしたいのか」だと思います。
ここで指す全員とは、765プロとダンサー組の両方です。

そして765プロのアイドルのテーマは「先輩としての後輩への接し方」、ダンサー組のテーマは「765プロイズムとは」だと感じました。
バックダンサーの方のテーマは、パンフの方で監督が明確に語っております。


あまり丈長にすると文章が支離滅裂になるので、語りたい部分に絞って記述します。
語りたいのは「自分自身がどうしたいのか」「765プロイズムとは」の部分で、シーンは可奈を連れたアリーナの下見のシーンです。

自分自身がどうしたいのか、というのは各アイドルそれぞれありますが、春香と可奈が最もハッキリと現れていたと思います。
春香は「リーダーとして、ライブに向けて全体をどういう方向に進めたいのか」、可奈は「アイドルという夢について自分はどうしたいのか」です。


まずは春香の視点で、リーダーとしてどうしたいのかについて。
この答えは春香がみんなに言った通り「出会った全ての人が大切で、その内の一人でも欠けたら今の私は居ない。だから、みんなでライブを作りたい。」でした。

リーダーとしてどうすべきなのかは個々それぞれで色々あり、特に描かれたのは志保の「今進める人だけでも前に進むべき」という考え方でした。
もちろん合理的に考えればその通りですし、時間軸はハッキリ見えていませんでしたが、描写から考えて本当に待てるほど余裕のある状況でもなかったのだと思います。765プロのアイドル勢も、演出を変えることに対し、明確に不満気なのを顔に出したのは伊織だけでした。

でも、悩んだ末、天海春香として考えた「みんなと、いっしょに」という答えに行き着きました。
これは24話で出した答えと同じですし、何よりも、これが765プロだと思っています。(ちなみに25話のタイトルです)

確かに、春香の言うとおり、他に「もっと良いやり方がある」のかもしれません。
事実、前述のトラブルの時点で時間的余裕はないにもかかわらず、更に押した状態で「可奈を迎えに行く」という決断をし、全員でライブに取り組むことになったので、失敗する可能性はより増すことになります。

でも、それでも、やっぱり「みんなと、いっしょに」やるのが天海春香ですし、765プロなんだと思います。
誰かが転んだら絶対に誰かが手を差し伸べるのが765プロです。
シーンの最後にみんなが「これから大変だね」「でも、きっと大丈夫」「いや、絶対大丈夫」「転んだって何とかしてやる」と言った辺りがまさにそれを体現していると思います。
余談ですが、私たちプロデューサーも、そんなふうにありたいなと思いました。

明確に春香の感じが変わったのが、やはり「自分自身がどうしたいのか」を千早や美希と相談の末、考え決断し、可奈を迎えに行くことをみんなに伝えたシーンでした。
これは描写的にもハッキリとしていて、志保からの問いかけに一切振れることなく、自分がどうしたいのかをハッキリと伝えました。
この瞬間にまた1つ、春香が成長したなと思いました。


次いで可奈の視点に移ります。
この映画で面白いのが、「自分自身がどうしたいのか」が先輩と後輩でそれぞれで描かれており、またそれが先輩の出した答えに後輩が呼応するところだと思います。

可奈はミニライブで失敗し、叱責され、何とかしようともがくも全然良くならない。そんな時にストレスを抱え込み、過食して太ってしまい、より事態は悪化して自分ではどうしようもなくなりました。
そういうことは、誰にだってあることだと思います。特に全体の足を引っ張ることに繋がるものだと尚更ですね。

それから可奈は決断することの怖さから逃げて居ました。これは「アイドルを続けること」に対しても「アイドルを辞めること」に対してもです。
メールの文章や電話の時の声や言葉の感じ、その他諸々の描写から「夢への諦めがつかないけど、打破できない状態」という自己矛盾や葛藤に陥ってしまっている状態になっていたのは明らかでした。

そういう時に必要なのは誰かが手を差し伸べること、だと思います。
アニメの中では特に20話の千早に対する春香、24話の春香に対する千早で描かれた部分で、これが765プロイズムだと思っています。
これがダンスチームで形成されておらず、可奈を初めとして、全員がより悪いバラバラな方向に行ってしまったんでしょう。

これに対し春香は自分自身・リーダーとしてのライブ・アイドルに対する想いを伝え、ライブの会場を見せることによって、どうしようもなくなっていた可奈の気持ちに手を添え後押ししました。
ちなみにここは、可奈が河原でつぶやいていた「輝いたステージに立てば………歌えない。」に対応しています。ここに続く歌詞は“最高の気分を味わえる すべてが報われる瞬間 いつまでも続け”です。


そして、このシーンで最も素晴らしいと感じ、涙が溢れた描写があります!

春香が想いを伝えるシーンから「私たちはずっと…でしょう?」のピアノアレンジのBGMが流れ始めます。
ちなみに、このタイトルの「…」には好きな言葉を入れて下さいと言われています。

私はアニメ版、そして7thライブを経た上で、765プロとして入れるに相応しい言葉は「いっしょ」だと思います。
つまり、春香は自分の想いを含めた「私たちはずっと"いっしょ"でしょう?」というメッセージを投げかけているのだと感じました。

ここで春香から可奈に対し問いかた時点でBGMの流れが少し変化し、可奈の揺れる心情を表すかのようにピアノが溜め始めます。

そして、可奈の気持ちが溢れ「アイドルを続けたい!!」と泣き叫び、星梨花が駆け寄って「私も頑張る」と言ったところで再び「私たちはずっと…でしょう?」が流れ出し、百合子が「今のままのフォーメーションでできるよう何とかする」、奈緒と美奈子が「もっと協力しあうべきだった」と続きます。


この春香の時のBGMから間を空けて、後輩達が手を差し伸べあった時点で再びBGMが流れ始める描写で、先輩から後輩に対し765プロイズム「みんなで、いっしょに」と「私たちはずっと…でしょう?」が伝承されたのだとハッキリと感じ、涙が溢れました。
ただし、私はあくまでもここ伝承したのは「私たちはずっと…でしょう?」であって、ダンサーチーム、ひいては765プロシアターのアイドルたちの今後の探求によって、…にはそれに見合った言葉が入るものと思います。今回はその探求の先駆けを受け継いだのだと感じました。
この後の描写で、みんなでランニングし、さらに可奈を百合子が後押しする描写が出てきましたが、受け継いだ765プロイズムで今後どんなふうに成長していくか、この先が楽しみだなと思いましたし、765プロシアターのアイドルの面々への愛着がさらに深まりました。



そして最後にもう1つ、M@STERPIECEについて。
細かい描写については、毎回画面が滲んでいて語れるほど見れてないので省きますが、一点だけ語りたい部分があります。

前述したように、春香は「みんなで、いっしょに」やることを優先しましたが、それは反面「失敗する可能性の高い」方向です。
ここで特にきつかったのはダンサーチームだったと思います。

M@STERPIECEの間奏にダンスソロのシーンがありましたが、よく見るとダンサーチームの動きがズレているのですよね。
私が見た限りでは、765プロの面々に比べると、やはりズレがよく見られます。

しかし、ここでMASTERPIECEの意味を調べると「最高傑作」になります。

ここで意味することは、結果的にダンスがズレていようが「みんなで、いっしょに」取り組んで、「みんなで」見せることが、春香にとって、ひいてはみんなにとっての「"私の" M@STERPIECE」なのだと思いました。


単純なアイドルもので考えれば、ステージシーンだけで成り立つと思います。これは2次元でも3次元でも同じです。
でも、アイドルマスターは、ステージシーンだけじゃなく、プロデューサーとして裏側を知ることによって、ステージシーンが何倍にも、何十倍にも深まります。それが最初でなく最後にステージシーンがある理由で、その必然性をはっきり感じました。

そういう点で、この映画はアイドルマスターのMASTERPICEであったと感じられました。
皆さんには輝きの向こう側には何が見えたでしょうか。私は輝きの向こう側に見えたモノを目指し、1プロデューサーとして突き進んで行こうと思いました。



追記 最後に可奈、そしてダンサーチーム、ひいては765プロシアターのアイドルたちにこの歌詞を送ります。

“この憧れはもっと いつまでまでまでも 希望乗せて微笑みを届けに行くのでしょう!”
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